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2020年6月 |
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新型コロナウイルスの感染拡大は感染者だけでなく、外出自粛などにより国民全体に影響を及ぼしました。血糖トレンド委員会では、その中でも日常的に医療を必要としている生活習慣病患者さんの生活にどのような影響があったのか、オンライン調査を実施しました。自粛期間中の生活を思い出しながら本調査結果をご覧ください。 |
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1:定期通院が必要な生活習慣病患者さん、必要な通院もコロナ予防で自粛
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生活習慣病患者さんは定期的に通院し、医師の診察を受けることが重要です。しかし、新型コロナウイルスの感染が流行した後には、患者さんの2割が通院を自粛していたことが分かりました。8割が新型コロナの感染予防を、3割が自主的な外出自粛を理由と回答し、通院に対する患者さんの不安が伺えます。 |
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また約5割の患者さんが今後の通院についても不安を感じており、その理由の9割は、病院や薬局での新型コロナウイルスへの感染でした。新型コロナウイルス感染の重症化リスクとして糖尿病などが指摘されていることもあり、流行が収まりつつある現在でも、患者さんの不安が続いている現状が明らかになりました。 |
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最近話題のオンライン診療(※)については、7割の患者さんが関心があると回答したものの、実際に受けてみたいと思うと回答したのは3割にとどまっていました。オンライン診療でも普段と同じように診察を受けられるのか不安な患者さんがいるようです。
※オンライン診療とはインターネットなどの通信技術を活用して、病院に行かずに診療を受ける事です。自宅にいながら診療を受けることなど、一部の病院で実際に行われています。 |
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2:外出自粛期間中に健康への意識が上昇!
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生活習慣病を抱える患者さんは日ごろから、食事や運動などの体調管理を求められていますが、今回の新型コロナ感染の流行によって、その意識は高まっていたようです。調査では、約6割の患者さんが普段よりも自分の体調管理を意識したと回答していました。特に運動不足になったり、間食が増えないよう、食事の管理や運動を普段より意識された方が多かったようです。皆様も自粛期間中に普段とは違った体調管理を行いましたか? |
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3:自己管理ツールへの関心・利用は6割!
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皆様は、体調管理ができるスマートフォンのアプリや、身に着けて血圧や心拍数などの情報がわかる機器などの自己管理ツールを使用したことがありますか?今回の調査で自己管理をサポートするツールについても、6割の方が興味があるもしくは既に利用していることがわかり、60才以上の高齢の患者さんも同じように関心を持っていることがわかりました。体調について自動で記録する機能、体調の異変を知らせるアラート機能などを求める声が多くありましたが、皆様はどのようなツールを使ってみたいですか? |
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今回の調査で、糖尿病をはじめとする生活習慣病の患者さんたちが感染への不安を抱えながらも、コロナ禍において前向きに体調管理に取り組んでいたことが明らかとなりました。血糖トレンド委員会は、これからもより良い血糖コントロールを支援すべく、皆様に役立つ情報発信を行っていきます。 |
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<調査概要>
・調査名:新型コロナ流行による生活習慣病患者への影響に関する調査
・調査期間:2020年06月08日(月)〜2020年06月09日(火)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:生活習慣病患者 309名(内訳:高血圧 103名、2型糖尿病103名、高脂血症 103名)
・実施期間:株式会社マクロミル
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